生活保護で入院

生活保護を受給している人が入院した場合の費用はどうなるのか?

生活保護を受給している人が入院した場合の費用はどうなるのか?

病気や怪我を治すための診察費や治療費、薬代は、医療機関を利用する患者の生活体系や収入によって変わってきます。

 

生活保護を受けている場合も一般の方と違ってきます。

 

生活保護受給者が入院する場合、その費用は一般の方とはどう違うのでしょうか?

 

生活保護受給者の医療費は10割給付です

一般の健康保険が適用される範囲での医療に関わる料金は、生活保護受給者の場合は全て無料となります。

 

受給者が住んでいる地域の福祉事務所にて、受診の際にお金の代わりに使うことができる「医療券」を発行してもらうことができます。

 

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健康保険の適用となる医療行為ならば無料となりますので、入院時に発生する費用もすべて無料となります。

 

ただし、健康保険の範囲に含まれていない、差額ベッド代やシーツ、衣類などの貸し出し料金は本人の負担となります。

 

また、生活保護受給者が無料で入院する場合は、生活保護法により指定された病院でなければなりません。

 

緊急時や、他にやむを得ない事情がない限りは、その他の病院へ入院することは困難となります。

 

入院している間も、継続して生活保護費が支給されますが、期間が一ヶ月を超えた場合のみ、生活保護費のうち一部が「入院患者日用品費」へ切り替えられることになり、支給額も変更となります。

 

一ヶ月で切り替わる「入院患者日用品費」とは?

本来の生活保護費には、家賃や食費、光熱費などが含まれており、世帯人数がふえることにより支給金額も大きくなります。

 

地域や家族構成により変わりますが、普通に生活するには十分な金額を受け取ることができるとされています。

 

しかし、入院期間中は家賃、光熱費はいっさい発生しないことになります。

 

そのため、入院患者に支払われている生活保護費のうち、食費と光熱費に関わる費用が停止し、代わりに「入院患者日用品費」に変更となります。

 

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こちらの支給額は23,000円ほどであり、場合によってはそれまで支給されていた食費や光熱費とくらべて減額となる可能性もあります。

 

また、世帯員からも外されるため、患者の家族が受け取る生活扶助費が変更となります。

 

ただし住宅扶助は6ヶ月を超える長期入院とならない限りは、それまで通り支給が続きます。

 

保険適用外の治療は受けられないのか?

生活保護受給者であっても、保険適用外の医療を受けることは可能です。

 

しかし、これらはすべて自己負担となります。

 

そのため、食費・光熱費が入院患者日用品費に切り替わることで収入減になった生活保護受給者が、その費用を負担するのはかなり厳しいことでしょう。

 

そのため、がん治療など自己負担となるケースの多い病気を治療する場合は、費用に関する疑問や問題を、入院する前に解決しておく必要があるかもしれません。

 

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